目次
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農地転用許可とは?農地を宅地に転用する際のポイントを徹底解説
農地転用許可の農地法第4条許可・届出とは?徹底解説
農地転用許可の農地法第5条許可・届出とは?徹底解説
農地転用許可後の地目変更とは?徹底解説
農地転用許可を行政書士に依頼した場合のメリットを徹底解説
農地転用許可証とは?徹底解説
農地転用許可の費用と行政書士に依頼した場合の費用を徹底解説
農地転用許可がおりないケースを徹底解説
農地転用許可ができない土地とは?徹底解説
農地転用許可の流れと期間とは?徹底解説
農地転用許可の必要書類とは?徹底解説
農地転用許可とは
農地を農地以外の用途に転用する場合は、必ず転用を行う前に農業委員会への届出、もしくは各市(窓口:農業委員会)の許可を受ける必要があります。
農地転用には、所有者自らが転用する場合の農地法第4条届出・許可と、権利移転を伴う転用の場合の農地法第5条届出・許可があります。
また、転用する農地が都市計画法による市街化区域にある場合は届出、市街化調整区域にある場合は許可申請が必要です。
※市街化調整区域内の農地転用については、従来は兵庫県知事が許可権者でしたが、2017年1月1日以降、各市が許可権者となりました。手続きについては、各市から農業委員会に事務が委任され、従来どおり各市農業委員会が窓口となり、許可等の決定を行います。
農地転用許可のまとめ
| 区分 | 手続き | 条件・対象 | 窓口・権限 |
|---|---|---|---|
| 所有者自ら転用 | 農地法第4条届出・許可 | 権利移転を伴わない転用 | 農業委員会(届出・許可) |
| 権利移転を伴う転用 | 農地法第5条届出・許可 | 売買・贈与など権利移転がある場合 | 農業委員会(届出・許可) |
| 市街化区域 | 届出 | 都市計画法上の市街化区域 | 農業委員会 |
| 市街化調整区域 | 許可 | 都市計画法上の市街化調整区域 | 2017年1月1日以降、各市が許可権者(手続きは農業委員会が事務委任) |
農地を宅地に転用する際のポイント
農地を宅地に転用する際には、以下の4つの注意点があります。
-
許可のない転用は罰則対象
農地を許可なく転用する行為は違反転用となり、最悪の場合、3年以下の懲役や300万円以下(法人は1億円以下)の罰金が科されます。しかし、故意でない場合は段階的に調査・報告・是正指導が行われます。万が一違反してしまった場合は、焦らず正直かつ迅速に対応することが重要です。 -
登記地目の変更が必要
農地を宅地に転用した場合、地目を「農地」から「宅地」に変更する必要があります。地目変更により土地の評価額が上がり、固定資産税も増額するため、毎年の負担を留意しておきましょう。 -
転用後の改良費用・道路整備にも費用がかかる
農地転用許可を取得するだけでなく、建築基準法も満たす必要があります。建物を建てるには接道義務があるため、道路と接していない土地では道路整備が必要になる場合があります。 -
農地の購入と宅地転用には制限がある
農家でない人が農地を購入して宅地に転用することは基本的に難しく、購入は「今後農業を行う予定がある人」に限定されます。宅地利用目的の場合は、所有者に農地転用許可を取得してもらってから購入できるか、立地や地域の条件を確認する必要があります。
まずは地元の農業委員会に相談し、農地転用許可の申請や手続きについて早めに確認することをおすすめします。
農地を宅地に転用する際のポイントのまとめ
| 注意点 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 許可のない転用は罰則対象 | 農地を許可なく転用すると違反転用となり、刑罰や罰金の対象になる | 故意でなくても調査・報告・是正指導の段階を踏む。違反時は迅速かつ正直に対応 |
| 登記地目の変更 | 農地を宅地に転用した場合、地目を「宅地」に変更する必要がある | 評価額上昇に伴い固定資産税が増えるため留意 |
| 改良費用・道路整備 | 建築基準法上の接道義務を満たす必要がある | 道路整備が必要な場合があるので、費用を確認 |
| 農地購入と宅地転用の制限 | 農家以外の購入は原則不可。宅地利用目的なら所有者に転用してもらう必要がある | 立地・地域条件・条例により可否が異なる。農業委員会に相談が安心 |
| 相談窓口 | 地元の農業委員会事務局 | 農地転用許可の申請や手続きの相談は早めに行う |
まとめ
農地を宅地など農地以外の用途に転用する場合は、必ず 農地転用許可 を取得するか、農業委員会への届出が必要です。所有者自ら転用する場合は農地法第4条、権利移転を伴う場合は農地法第5条の手続きが必要であり、都市計画法上の市街化区域では届出、市街化調整区域では許可申請が求められます。
転用の際には、許可のない違反転用は刑罰や罰金の対象となること、地目変更による固定資産税の増額、建物建築に伴う道路整備や改良費用、さらに農地購入や宅地転用の制限など、複数の注意点があります。
手続きや条件は地域や土地の状況によって異なるため、迷った場合や初めて手続きを行う場合は、早めに地元の農業委員会に相談することが重要です。これにより、安全かつ確実に 農地転用許可 を取得し、スムーズに宅地利用へ移行できます。
お問い合わせ
農地転用許可の手続きは、土地の条件や区域区分、添付書類の内容によって判断が大きく左右されます。「自分のケースで許可が取れるのか分からない」「何から準備すればいいのか不安」という方も多いのではないでしょうか。
当事務所では、状況を丁寧にお伺いしたうえで、農地転用許可の可否や手続きの流れを分かりやすくご案内しています。少しでも不安や疑問があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。最初の一歩から、安心して進められるようサポートいたします。
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